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「やり続けた人が残る」——ズベレフ選手の優勝とセブ島留学メディアの話

2026年6月7日、パリのローランギャロスでアレクサンダー・ズベレフ選手がグランドスラム初優勝を果たしました。

相手はイタリアのフラビオ・コボッリ選手。スコアは6-1, 4-6, 6-4, 6-7(5), 6-1のフルセット。試合時間は4時間を超える死闘でした。表彰式でズベレフ選手は「ついに僕たちはグランドスラムチャンピオンになった」と涙をこらえながら語り、続けて「誰もこの事実を奪えない」とも言いました。

テニスが好きな人間として、この優勝は素直に嬉しかったです。

2026年全仏オープン、ズベレフ選手がついに頂点に立った

ズベレフ選手にとって、今回は4度目のグランドスラム決勝でした。

2020年の全米オープン、2024年の全仏オープン、2025年の全豪オープン。3度の決勝、3度の準優勝。「決勝に出ると負ける男」というイメージが、どうしても付きまとっていました。同胞のボリス・ベッカー選手でさえ、大舞台での彼の勝負強さを疑問視していたといいます。

今回の優勝はドイツ男子選手としてのグランドスラム制覇で、1996年全豪オープンを制したベッカー選手以来30年ぶりの快挙です。

10年間、ずっとランキング上位に居続けていた選手

ここで少し立ち止まって、ズベレフ選手というキャリアを見てみたいと思います。

世界ランキング
2017年 4位
2018年 4位
2019年 7位
2020年 7位
2021年 3位
2022年 12位
2023年 7位
2024年 2位
2025年 2位
2026年 3位(現在)

2022年はウィンブルドン準決勝で足首を重傷した年でした。それでも12位。翌年には7位に戻し、その後は2位をキープしています。

世界1位を取っていないのが不思議なくらい、ずっとランキングの上位にいる選手です。「続けた人」というより「一流であり続けた人」という表現のほうが正確かもしれません。

セブ島留学で1位を取れたのも、続けていたからだと思っています

ズベレフ選手の話を見ながら、私はセブ島留学のメディアを作っていた頃のことを思い出していました。

当時、私はすでにフィットネス系の通販会社を辞めて、自分でWebサイトを作って集客し、生計を立てていました。その流れの中で「セブ島留学のメディアを作ろう」と思い始めたのですが、同じことを考えていた人は他にもいました。

すでにブログを書き始めている人がいました。マニラを含む複数の留学先を渡り歩いた体験談を書いている人、口コミを中心にまとめている人、私と同じように「セブ島留学」だけに特化したメディアを作ろうとしている人も。つまり、スタート時点では先行者が複数いる状態だったのです。

では、なぜ私が最後まで勝ち残れたのか。

答えはシンプルで、私が最後までやり続けたからです。

最初はみんな燃えています。最初の1か月、2か月は死ぬほど記事を書くかもしれません。ただ、同じ情熱と同じ生産量を1年〜3年続けられる人は、ほとんどいません。これはどの世界でも同じではないでしょうか。いま大成功しているYouTuberでも、誰もがコツコツ動画を上げ続けた下積み時代があります。やり続けていた人が、最終的に残っています。自分がやり続けていれば、競合は自然といなくなっていきます。

ただし、「続ければ誰でも勝てる」とは思っていません

ここで一つ、正直に言っておきたいことがあります。

ズベレフ選手が勝てた理由を「続けたから」と説明するのは、少し違うと思っています。彼の世界は、続けているだけで勝てる場所ではありません。10年間ずっとトップ10に居続けるには、続けること以前に、世界最高レベルの実力があることが前提です。

「今回はシナー選手が負けたから」「アルカラス選手が欠場していたから」という見方をする人もいるかもしれません。ただ、その機会が訪れたのは、大前提として、ズベレフ選手が10年間戦い続け、今大会も万全の状態で臨んでいたからです。偶然が重なったのではなく、やり続けてきた人間が、巡ってきた機会をきちんと掴んだ。運さえ味方につけたという表現の方が適切だと思っています。

話をWebメディアに戻すと、私たちが戦っている世界は、超一流だけが集まる場所ではありません。多くの場合、ライバルは「続けられない普通の人」です。3年間続けられれば、多くのジャンルで一流に近いポジションを取れるチャンスがあります。新しいジャンルや、まだ専門メディアが少ない領域であれば、なおさらです。

「やり続けた人が残る」という構造は、確かに重なります。

3年続けられれば、新しいジャンルではチャンスがある

Webメディアで多く見てきたのは、「最初の半年だけ全力でやって、成果が出ないから撤退する」というパターンです。

SEOで成果が出始めるのはだいたい1年〜1年半後です。ドメインパワーが積み上がり、記事が検索エンジンに評価され、問い合わせにつながり始めるまでには、それだけの時間がかかります。半年でやめてしまうのは、芽が出る前に水やりをやめるようなものです。

やり続けていれば、競合は自然に減っていきます。記事が100本を超えたあたりから、ライバルとの差は急速に広がり始めます。コンテンツは積み上げた時間の分だけ、後から来た人が簡単に追いつけない資産になっていきます。

コンテンツは続けた分だけ、誰にも奪えない資産になっていく

ズベレフ選手が優勝後に語った「誰もこの事実を奪えない」という言葉が、妙に頭に残っています。

グランドスラム優勝という事実は、誰にも書き換えられません。記録として、キャリアとして、永遠に残ります。Webメディアのコンテンツも、同じだと思っています。積み上げた記事、獲得した検索順位、読者との接触回数——それらはすぐに消えるものではなく、続けた時間の分だけ確実に資産になっていきます。

「誰もこの事実を奪えない」。

コンテンツを積み上げてきた人にとって、これは他人事ではない言葉ではないでしょうか。

Webメディアを、会社の中に育てる。

参考情報

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