2020年残り1ヶ月になって思うこと

2020年も早くも残り1ヶ月になりました。
そんな残り1ヶ月となって、悲しい出来事が2つありました。

一つ目は1週間前の話なのですが、日本人がセブ島でなくなりました。
コロナ禍の病気でなくなった日本人はいますが、そうではないようです(要は他殺です)。日本にいると治安の感覚は無くなりますが、海外では11月や12月はみんなお金が必要になるタイミングのため、治安の悪化が懸念されます。それに加えてコロナというのもあったのかもしれません。

私は直接の知り合いだったわけではないので、どんな人なのかはわからないのですが、学校に勤めている方だったようで、驚きました。

セブ日本人会が対応に当たっているみたいですが、このコロナ禍で病院側の対応や日本にいるご家族との連絡や移動も簡単ではないみたいです。

とにかく夜に出かけない、危ない場所には行かないということさえ徹底していれば防げたとは思うのですが、悔やまれます。

もう一点はちょうど今日知ったことなのですが、フィリピン航空が民事再生するみたいです。フラグシップなので潰れることはもしかしたらないのかもしれませんが、路線は確実に減りますし(すでに減っていますが)、今後は厳しくなりそうです。
https://www.nna.jp/news/show/2122618

日本、セブの直行便が飛ばなくなるのは勘弁して欲しいですね、、、せめて今までの通り2週間に1便飛んでくれるとありがたいのですが、迂回となるとめっちゃ面倒さくなるので勘弁して欲しいです。

<決算期を迎えて思うこと>
一般的な会社は12月や6月、3月決算が多いと思いますが、うちはなぜか11月です。11月にした理由は当時の税理士に勧められたからなのですが、今思えばその税理士は自分の余裕がある時に仕事をしたかったからなんだと思います(笑)。

まあ、11月ということは前向きに捉えると、他社よりいち早くよく年を考える機会になります。ちょうどいい機会なので、今年を少し振り返りつつ、来年の業界を考えてみたいと思います。

新型コロナがきたのは3月。ドゥテルテ大統領が号令を出したのは確か、3月15日付近でした。そこからは世界でロックダウンが始まりました。

まさか飛行機が飛ばなくなるなんてことはないだろうと思っていたのですが、そのまさかが起きるという、私にとっては大きく事業を転換できた1年でした。

フィリピン留学自体はウェブサイトや数年積み上げてきたものがあったので、それが全部ストップしたのは驚きましたが、まあ正直借金を背負って事業を行なっているわけではないし、語学学校のように毎月ものすごい支払いがあるわけではないため、この辺はネットで救われたところです。

反対に留学エージェントのような完全に留学一本のサービスであれば、死んでいたいと思います。1つのサービスだけに特化することの恐ろしさを目の当たりにした時でした。

私にとっては、頭打ちだった事業をバッサリ切り、新しい方向性を見つけることができたのはコロナのおかげだとさえ思います。

もしコロナが起きなければ、結局今の延長上の仕事をしており、延長上の収益で、かつ新しい仕事や発想を生み出すことができなかったはずです。

正直、フィリピン留学を行なっていた頃と比べて、残念ながら売り上げ的には落ちましたが、フィリピン留学の市場自体にも限界を感じていました。

これが1.1倍1.2倍になっても10倍アップはないだろうと思っていたところだったので、バッサリ遮断してくれて良かったです。おかげで新しい商品やサービスについて考える機会がありました。

<市場のポテンシャルについて>
改めて見直してみると、フィリピン留学のメディアは月に数百万円を稼ぐのが限界で、数千万円は難しいです。これは私のサイトだからという話ではなく、業界全体として月に数千万円稼げる市場ではなかったためです。弊社よりも稼いでいるメディアはなかったですし、弊社以外に稼いでいるメディアがほぼなかったのを考えると、市場は小さいと言わざるを得ません。

もちろん、語学学校に関していえば、入ってくる金額はそれなりに大きいです。

例えば月100人入ったら1人単価20万円として2000万、売り上げ2億〜3億、利益もまあまあ残ります。(この辺は損益分岐点を何人にしているかで大きく異なりますので、本当に学校によって儲かっている、儲かっていないの差が大きく出ますが)

学校ビジネスはそれなりに回れば、キャッシュが先に入るいいビジネスかもしれません。

ただ、そこからメディアに流れる金額は留学生がよほど来ない限りは、1000万の壁を越えれないと思いました。そして、何年も見てきた結果として、そこから5倍、10倍に留学生は増えるわけではない、、、とも思っていました。実際にハワイ留学やろうかなと検討していたぐらいです。

なので、会社として売上を伸ばしていきたい、もっと安定させたいと思ったら、このマーケットを諦める必要があったんです。ただ、売上が立っているだけに切り離せない状況が続いていました。

そんな中コロナです!

もうおかげさまで気持ちよく、シャットダウンして気持ちを切り替えて別のことをすることができるようになりましたw

今までのやり方は新しい市場に入ってその盛り上がりを期待する方法だったのですが、そうではなくて、すでに市場がある程度大きいところで角度を変えて狙うのが売上の規模を大きくするのに大事なのかなと思います。

<留学業界の動き>

さて、2021年の留学業界の動きについて少し考えてみたいと思います。

結論から言えば、容易に想像できますが、来年も厳しいです。あるところの話では8割の留学エージェントが潰れると言われています。実際そうだと思いますね。

今年の冬になってある程度収まるどころか、海外では増えている現状を見る限り、ワクチンができるできない問題もありますが、仮にワクチンができたとしてもある程度経済が戻るのは先になるでしょうし、海外旅行はもっと先になると思われます。

ましてや海外留学です。
そこまでリスクを背負ってまで留学したいと思う人がどれだけいるのか。
加えて、先生たちの確保も相当厳しいはずです。コロナを外から持ってこられたり、自分が移ったら。。。と考える先生も少なくないでしょう。

とにかく読めない状況の中、2021年に復活することに期待するのは避けておいた方がいいかもしれませんね。

もっとも最終的には人々の気持ち次第なので、一気に何か安心できる材料が増えれば変わる可能性もあります。

業界自体は大幅に縮小しますが、その分ライバルも減ると思いますので、残った企業はめっちゃ強いです。市場が全く同じに戻るとは思えませんが、ある程度は戻る可能性があります。そのため、生き残っている人たちにとっては、これから新しく入る方に比べてだいぶアドバンテージがあります。

余談ですが、たまに問い合わせで学校売買の連絡を受けますが、正直今のタイミングは購入側はリスクが高いです。安く買えるのはその通りですが、各国でのルールが変わる可能性があるので、内装工事ができないためです。
ある程度落ち着いてからがいいと思われます。

フィリピン留学においては、まだまだこっちの現状を見る限り厳しそうな感じがあります。

ましてや今回のフィリピン航空の話は大ダメージですね。
業界のためには、早くコロナが収束してくれることを願うばかりです。

SAITO JUN
SAITO JUN
株式会社reminisceの代表 中央大学数学科を中退、25歳までフリーター、26歳で1年通販のネットショップで働いた後にアフィリエイトで独立。 1年後、目標のボーダーラインに達し、また1日1〜2時間前後で済む流れができたのでフィリピン留学を決意。 留学するまでTOEIC300点台、英会話力ほぼゼロだったが、4ヶ月の留学で英会話力が伸びるコツを会得。 独学で全然身につかなかった英会話が、フィリピン留学で身につけれたことに感動を覚え、帰国後多くの方にフィリピン留学のすばらしさを知ってもらいたく、自身の経験を元に2013年から俺のセブ島留学(マナビジンの前身)としてサイトを立ち上げる。 幸いほとんどライバルらしいライバルがいなかったこともあり、フィリピン留学関連サイトとしてアクセス数トップクラス。アフィリエイトサイトはそれを機に一部を残して売却し、留学メディアとコンサル事業に集中。 コロナ後は自社メディアをいくつかと、クライアントのメディア立ち上げ、コンサル(アドバイスだけでなく、企画・集客、ディレクションまで)を行っています。

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