ウェブメディア運営「記事は質か量か」2000記事以上入れた私の結論

メディア運営において一番の要は記事です。
記事がなければアクセスを稼ぐこともできませんし、商品を売ることも出来ません。

なので、何をするにしてもまずはアピールできる記事が必要になってきます。

そこで気になるのが、記事は量なのか質なのかという問題です。

結論から言えば、マナビジン(旧 俺のセブ島留学)は、2000記事以上を投稿してきましたが、「毎日投稿したり、大量に記事がある」ことはサイト運営において、有利であるどころか、弊害の方がよっぽど多いという結論に達しました。

その理由はいくつかありますが、まずは毎日投稿する場合のメリットについて考えてみます。

<毎日投稿する事によるメリット>
1,リピーターが楽しめる
→毎日新しいコンテンツが提供されるということは、リピーター獲得の点では非常に重要です。ニュース系のメディア・ブログであれば間違いなくそうあるべきだと思います。

2,新しい記事の中でアクセスが稼げるものが出てくる可能性がある
→毎日記事を投稿していれば、その中で思わぬアクセス稼ぎ頭になる記事が出てきます。案外狙っていない所で、こんなところでアクセスがあるのか!と驚くようなキーワードで入ってくる場合も少なくありません。

これは数を多く打っているからこそ得られます。

3,パッと見、サイトが動いている感がある
→全く更新がないと、そのサイトが生きているのか、死んでいるのか分かりません。サイトに訪れたユーザーとしては投稿日や更新日がわかればチェックするでしょうし、トップページの情報が古ければ更新してないんだろうなと思うので離脱の要因になるかもしれません。

<毎日投稿する事によるデメリット>
一方、毎日投稿することによるデメリットを考えてみましょう。

1,記事が多いからと言ってSEOに強いわけではない
まず一番最初に伝えたいのはこれです。

記事が多いからSEOに強いというわけではありません。
毎日投稿することで一見アクセスは稼げるように思えるかもしれませんが、毎日投稿するということは記事の質よりも量を重要視しており、1つの記事のクオリティがどうしても下がってしまいます。

つまり、本来であれば5000文字以上の記事がかけるところを2000文字程度になってしまう場合もあるわけです。

そうなるとどうなるか?

例えば、ビッグキーワードやミドルキーワードのようなものでは上がりづらくなります。なぜかといえば、2000文字の記事は5000文字の記事に比べて、コンテンツの質が低くなりがちだからです。

もちろん、文字数が重要なわけではありませんが、文字数が少ないということは一般的に情報量が少ないという事になり、SEO的にも弱くなります。
*よほど貴重な情報であれば別ですが・・・

SEO業界のトッププレイヤー「Brian Dean」氏によれば、グーグルのランクが高くなればなるほど、文字量が多いという結論に達しています。

そして、これは弊社のサイトでも同じことがいえます。
以前セブ島観光系の記事でビックキーワードはだいたい完全ガイド系になりましたが、記事を入れると6ヶ月後ぐらいにランキングトップ3以内に入っていました。

今のマナビジンの記事を見ても、アクセスを稼いでいる記事は文字量が多いです。
*文字量が多ければアクセスを稼げるわけではありませんが。。。

要は毎日投稿するということは、質より量を重要視するため、この点が大きなマイナスポイントになります。ニュースサイトでない限り、1日1記事、1日3記事など縛りを入れるべきではないと考えます。

2,サイト全体が重くなる
これはサーバーやどんなCMSを使っているかにもよりますが、あなたがワードプレスを使っているなら、1000記事以上増えてからは要注意です。

マナビジンは2000記事以上ありましたが、そのぐらいになるとデータベースがかなり重くなり、サイト全体がもっさり感がでます。
専用サーバーを使っていても体感がかなり重く、ユーザビリティの点でイマイチです。

更に、サイト内検索するときも2000記事を総ざらいするので、時間がかかります。
今はマナビジンは300記事ぐらいになっていますが、明らかにスピードが上がりましたので、バックエンドに何人もエンジニアを雇う余裕がないなら、1000記事付近になったら要注意です。

そして、3年後にはウェブサイトのテーマを変えたくなるかもしれません。
サイトを運営していればどんどん時代とともにデザインが変わってきます。

そのときに大量に記事や画像があるとテーマ移動が大変になります。
こういう点でも大きいことは予算と時間に限りがある会社にとっては、コンパクトなサイトの方が好ましいです。

マナビジンはデザインを過去、3回か4回大きく変更しましたが、しんどかったです。

3,記事の修正がものすごく大変になる
2000記事ぐらいになると、毎日記事の修正で追われます。
実はこれはほとんどのメディア運営者は気づいていませんが、新規記事を入れる時は一番ラクな時期で、それから3年後らへんが一番大変になってきます。

なぜなら、新規記事を入れつつ、今の記事の修正をしなければいけなくなるからです。
毎日新規記事を入れるだけでも大変なのに、毎日記事の修正が必要になってくるとしたらどうでしょうか?手間は単純に2倍です。

記事の寿命はものによりますが、ニュースなら1ヶ月もないですし、通常の記事でも1年〜3年程度でしょうか。
3年もたてば大抵は修正しなければいけなくなります。

このときにサイトの記事が100記事程度のサイトと、1000記事のサイトでは、修正にかかる手間や集中力の度合いがまるで異なります。

1000記事もあるとディレクションがものすごく大変です。なので、毎日投稿することばかりを考えているメディア運営部隊は、その後のことを全然わかってないです。

そして、3年たつとその記事の半分以上は削除対象になるので、新規記事として作った労力は無駄とはいわないまでも、だいぶロスになるといえます。

であれば、最初から3年後も残る、もしくは3年後もアクセスを稼ぎ続けれるような、濃いコンテンツにして、それを修正していく方が好ましいと言えませんでしょうか。

というわけで、メリットとデメリットについて3つずつお伝えしました。

デメリットは他にもいくつもあります。
・記事が多いと、どの記事が重要な記事なのかがわかりづらくなる
・テーマが広くなりすぎて、本当に狙っているユーザーに情報が届きづらい、CVが下がる
・広告掲載してくれる法人の契約が続かないから(CV低下で)、労力ばかりかかる
・どうしてもアクセス稼ぎとしてトレンド系の記事を入れようとして、記事寿命が短くなる

こういった点が挙げられます。

<重要なポイント>
新規ユーザーはそもそも1ページ〜2ページしか見ません。
その時に、あっと驚くコンテンツを提供していれば、そのユーザーはこのページも、このページも面白い!このサイトすごい!と思ってくれるでしょうが、普通の記事を入れていれば、そんなことを思わず1ページ、2ページ見て終わりです。

結果としてファンを獲得するのも難しいと思います。

メディアサイト運営で重要なのは、よく言われるアクセスではなく、ファンを作ること、もっといえば、お金を払ってくれるファンを獲得することです。

というわけで、1記事、1記事のクオリティを十分に上げる戦略をとるほうが、メディアとして息が長くなりますので、おすすめしたいと思います。

マナビジンもできるだけそういうサイトでありたいと願っています。

SAITO JUN
SAITO JUN
株式会社reminisceの代表 中央大学数学科を中退、25歳までフリーター、26歳で1年通販のネットショップで働いた後にアフィリエイトで独立。 1年後、目標のボーダーラインに達し、また1日1〜2時間前後で済む流れができたのでフィリピン留学を決意。 留学するまでTOEIC300点台、英会話力ほぼゼロだったが、4ヶ月の留学で英会話力が伸びるコツを会得。 独学で全然身につかなかった英会話が、フィリピン留学で身につけれたことに感動を覚え、帰国後多くの方にフィリピン留学のすばらしさを知ってもらいたく、自身の経験を元に2013年から俺のセブ島留学(マナビジンの前身)としてサイトを立ち上げる。 幸いほとんどライバルらしいライバルがいなかったこともあり、フィリピン留学関連サイトとしてアクセス数トップクラス。アフィリエイトサイトはそれを機に一部を残して売却し、留学メディアとコンサル事業に集中。 コロナ後は自社メディアをいくつかと、クライアントのメディア立ち上げ、コンサル(アドバイスだけでなく、企画・集客、ディレクションまで)を行っています。

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