何かとしょぼいと話題のフィリピン航空のビジネスクラスですが、具体的にどれだけ費用対効果が期待できるのかを検証してみたいと思います。

まず比較する前に最初にお断りしておくと、ビジネスクラスを余裕で支払っても懐が全く痛くない人はビジネスクラスがおすすめです。無駄な所でストレス溜めたくない人もビジネスクラスです。あと、忙しい人もビジネスです。

時給1万円以上の方は費用対効果を検証するまでもなくビジネスクラスじゃないでしょうか。

成田からのチェックインカウンターや手荷物検査と専用ラウンジだけでもそれなりに価値があります。

今回の対象者は「ビジネスクラスの代金を支払えない事はないけど、なんかもったいなさそうで、躊躇しているビジネスマン(自営業者)」向きです。
自費ではないサラリーマンの方はコスパを気にしないので、あまりこの記事は役に立たないと思います。

比較対象はフィリピン航空のエコノミークラス、LCCのセブパシフィック航空です。バニラエアの直行便もセブと成田をつないでいますが、11月から便がなくなるようです。

そもそも、バニラエアはセブパシより混んでるし、荷物チェック厳しいし、第三ターミナルだし、、、元から特におすすめではありません。日本語が使えるという以外はほぼメリットがないですね(たまにセブパシより安いぐらいです)。

果たしてフィリピン航空のビジネスは価格に見合うのか?調査!

1.価格比較

セブパシフィックが安さで圧勝

価格リスト
最安:セブパシ3万〜5万円
普通:フィリピン航空エコノミー6万〜7万円
最高:フィリピン航空ビジネス13万円以上

エコノミーからすると2倍程度ですが、セブパシからすると4倍近く高くなります。セブパシは3万円以下で取れることも少なくないため、金額にして約8万〜9万円程度の差があるわけです。

ビジネスでは機内食が出る、ラウンジで食事できるなどのメリットはありますが、セブパシにして荷物+食事の方がコスパはいいですね。

その金額があれば、成田空港の免税売り場でBOSEのノイズキャンセリング付きのワイヤレスヘッドホンを購入できます!w

フィリピン航空のビジネスクラス
快適な旅に必須です(笑)

1番中途半端なのはフィリピン航空エコノミーです。食事食べない、席も全然気にしないなら、セブパシの方が数万円安いですので、フィリピン航空で行くメリットが少ないですね。

2.スケジュール

フィリピン航空の昼便が圧勝。

セブパシはそもそも火曜日、木曜日、土曜日、日曜日しかやってないので、それ以外の日に行く必要がある場合は、フィリピン航空一択です(迂回なしなら)。

また、出来るだけ早く到着したい場合もフィリピン航空一択です。
フィリピン航空の朝一である9時半発に乗れば、13時半にはセブに着きます。
この時間に着けば、他国から来る便と被ってイミグレーションが混む可能性はありますが、マクタンからセブ市内への移動は渋滞にはまることは少ないので、夕食(会食)には間に合います。

セブパシフィックは16時半、数ヶ月後からは1時間遅れて17時半になります。日曜日以外はセブ市内への道がめちゃめちゃ混みますので、セブ市内での会食はきついでしょうねー。

なお、フィリピン航空は1日2本出ており、遅めの時間帯もあります。

3.出発時のチェックインカウンター

フィリピン航空ビジネスクラスとセブパシのウェブチェックインはいい勝負

フィリピン航空のビジネスクラスが一番早いです。専用レーンなので往復共に早いですね。ビジネスクラスのレーンは、成田が2レーン、マクタン空港は1レーンなので、帰国時はちょっと並ぶかもしれません。

また、成田からは早朝の荷物検査も時間がかかることが多いので、それをさくっと通過できるビジネスクラスはめちゃ便利です。

次にセブパシフィックのウェブチェックイン(ネットでの事前チェックイン済みの人)です。これは専用レーンがあるので、並んでも15分程度で大抵終わります。
帰国時は専用レーンも混みますので、あまり意味がないです。また、そもそも専用レーンがない時もあるので、こうなると時間帯によっては30分は並びます。

エコノミーとセブパシフィックのウェブチェックインなしは、時間帯によっては30分〜1時間並びます。ビジネスマンはおそらくこの待ち時間に耐えられない人続出だと思いますので、このチケットを購入した方は、搭乗ギリギリに来るのがおすすめですw

私は並ぶのが大っ嫌いなので、フィリピン航空のエコノミーやウェブチェックインなしは、一切使いません。セブパシ一択(最前列)です。どうしてもセブパシに空きがないなら、日程をずらすかビジネスです。

4.出発前のラウンジ

ビジネスクラスがちょっとおトク

成田からセブ
ビジネスクラスなら、
成田空港の入国審査後のラウンジはビジネスクラスなら専用のものがあります。(アメリカン航空が運営しているラウンジみたいです。)

バナナやリンゴ(そのまま)、アルコール、コーヒー、ナッツ、ハムやチーズ、サンドイッチ、生野菜のサラダなどの軽食が食べれます。ガッツリしたものはほぼありません。味も極めて普通。

何気に濃いトマトジュースがあるのもベジタリアンな人には嬉しいはず。朝なら味噌汁やご飯がありますね。機内食は添加物の宝庫なので食べない人は、ここで食べるのが良いかと思います。

何回か入ったことありますが、混んでいるときなし!

人が少ないし、広いし、電源どこでも取れるし、WiFiが早いので仕事向きな場所です。成田空港専用のWiFiはありますが、80番〜90番台のゲート側に行くとかなり遅くなるので、重いデータのやりとりをしなければいけないなら、手前でやるかこのビジネスクラスがいいです。

エコノミーなら、
ちょうどゲート間にあるカフェや80番〜90番ゲートの方で過ごす人が多いと思います。

カウンターで電源が取れるレストランや吉野家がありますし、お土産屋もあります。1時間〜2時間程度なら十分過ごせる感じなので、ビジネスラウンジじゃなくてもいいんじゃないでしょうか。成田内ならそれなりに強いWi-Fiが取れますので。

また、成田空港内の食事も1000円〜2000円なので高くありませんし、好きなものを食べれる分美味しいです。

なお、JALのダイヤモンド以上なら80番台〜90番台のゲート側にサクララウンジがあるので便利です。これは入ったことがないのでわかりません(笑)

セブから成田
後述しますが、セブから成田に向かう際はビジネスクラスの優位性はほぼありません。
むしろ、プライオリティパスを持っている人がおトクです。

5.機内食やサービス

ビジネスクラス圧勝

フィリピン航空のビジネス

ビジネスクラスの機内食は前菜とメインが出ますし、温かいパンも好きなだけ食べれるので、いいと思います。食後にコーヒーやハーゲンダッツ、ちょっとしたナッツやチョコも頼めば出してもらえます。

個人的にはチョコが小さい袋に入ったチョコマンゴー(アヤラモールのスーパー「ルースタンス」で売っているのと同じブランドのチョコマンゴー)なので、おすすめです!(笑)

アルコール飲みたい方はスパークリングワインや赤白、缶のサンミゲルがありますね。

ヘッドセットのサービスもあります。WiFiはありません!myPALっていうのが使えるらしいのですが、予めダウンロードしておかないといけないので、実際使っている人はほとんどいないかと。。。

ビジネスクラスでは機内でタブレットを貸してくれるので、映画を観れます。

フィリピン航空のエコノミー

エコノミーはビジネスクラスのすぐ後ろに座ると、食事の配膳が1番最初にされますが、その分出られません(笑)

サービスは一般的なエコノミークラスだと思います。食事は食べずに4時間半のフライトを寝る人も多いです。

セブパシフィック

セブパシのスタッフはフィリピン航空に比べて緩い(?)ので、結構楽しそうに仕事してます。

LCCなのでサービスは特にありませんが、セブパシの食事は実は結構美味しいので事前オーダーがおすすめです。むしろ、フィリピン航空エコノミーよりもおすすめだったりします。

サンドイッチやおにぎり、パンを売店で買ってから機内へ搭乗する人も多いですね。

6.席のスペースと椅子の座り心地

ビジネスクラスちょっと有利

フィリピン航空ビジネスクラス

フィリピン航空の1番残念な所といえば、このビジネスクラスの席のスペースです。

フィリピン航空のビジネスクラス
1番前はまだいいとして、2列目と3列目はギリギリ足が組めるぐらい。LCCの1番前と同じぐらいのスペース(もしくはそれ以下!)しかありません。

フィリピン航空のビジネスクラス
見よこの狭さ!

窓側の人がトイレに行くのに、通路側の人がどかなければいけません(笑)。

違いは縦ではなく席の横幅ですね。あとはクッション力でしょうか。

腰痛で悩んでいる方は間違いなくビジネスがおススメです。枕も貸してくれるので、自分の体にフィットさせやすいです。

フィリピン航空エコノミーとセブパシフィック

どっちも狭いです。ほぼ変わりません。
座り心地はフィリピン航空の方がセブパシフィックよりいいと思います。、若干ですが。。。
*ちなみにエコノミーの一番前は少し高いですが、ビジネスクラスの人たちと仕切りがカーテンだけで、真後ろに座っていると椅子をガッツリ倒されるので、狭いです。

はっきり言ってLCCとほぼ変わらないと思います。

コスパが良い場所は、フィリピン航空ではエコノミーの非常口前のシートです。

ビジネスクラスよりよっぽど広いです。ここが最強です(笑)

次にビジネスクラスの1番前。その次にセブパシフィックの1番前。

それ以外はほぼ変わりません。

7.その他(揺れ、アメニティ、トイレ)

フィリピン航空はセブパシフィックに比べて揺れが少ないです。機体が大きいのでその分揺れが少ないと思われます。

でも乱気流内は揺れるし、天候によっても影響あるので一概には言えません。少なくとも、離陸着陸時のスムーズ感はフィリピン航空が上ですね。

フィリピン航空のビジネスクラス
アメニティはビジネスクラスはアイマスク、スリッパ、歯磨き、タブレットがあります。あとは枕やひざ掛けがあります。

セブパシフィックはひざ掛けがないので注意!機内はかなり寒いので防寒着は忘れずに〜。

8.帰国時のチェックインカウンター

フィリピン航空ビジネスクラスの一人勝ち
それ以外はほぼ変わりません。

9.帰国時のラウンジ(入国審査後)


マクタン空港にあるプレミアムラウンジ

俺のセブ島留学内でも紹介していますが、マクタン国際空港のラウンジはフィリピン航空ビジネスクラスのラウンジより、プライオリティパスのラウンジの方が明らかに充実しています。

プレミアムラウンジセブ
食事もそれなりにガッツリ食べれて美味しいです。しかも、入国審査後にあるので便利。

プレミアムラウンジセブ
シャワー室も付いています。成田も見習ってほしい。。。

【図解付き】新しくなったマクタン空港 出国前の過ごし方完全ガイド

まとめ

結局のところ、13万円(ビジネス)ー3万円(セブパシ)の10万円ぐらいを埋めれる生産力があるかどうかが鍵だと思います。

会社のお金を使って行くのであれば、どの便でも良いとは思いますが、自営業の人が自分のお金でセブへ行くのであれば、搭乗前に仕事めっちゃやる人や機内で仕事が捗る人はビジネスクラスがいいですね。

もしくはエコノミーだけど非常口近くの場所です。

機内で仮眠する、暇つぶし中心な方はセブパシフィックが安くてオススメです。1番前ならストレスも少ないです。

あまりオススメしないのが、フィリピン航空のエコノミーです。

機内食食べないけど、配給中は通路が塞がっていてトイレ行けないし、たまにビジネスクラスの方のトイレ使わせてもらえないので、後方座席のトイレが混む。フィリピン航空エコノミーの満席は結構辛いかな、個人的には。

食事も別に大したことないし、席のスペースは非常口エリア以外はセブパシと変わりません。

最後に、セブパシフィックもフィリピン航空もたまにプロモをやってます。
セブパシフィックなら最安2万円から、フィリピン航空ビジネスクラスも最安10万円ちょいからありますので、セブに行く予定がある方は公式サイトを定期的にぜひご覧ください。

私も今回のビジネスクラスはそれを利用しました。

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